丸合は母、私、娘と
3世代で選んだ職場
人とのふれあいが多い接客業につきたかったことが、丸合に入社した理由です。実は、私の母も丸合でパートナー社員として働いていたこともあり、子供の頃から本当によく丸合で買い物をしていました。行くとお店の方がいつも明るく声をかけてくれて元気をもらえる「すごく雰囲気のいい会社だな」と感じて、いつしか「私もそんな人になりたい。丸合で働きたい」と思うようになっていました。
現在、私の娘も同じ職場。3世代で丸合の社員なんです。同じ会社を選んでくれたことは、ちょっとやりにくいとは思いましたが、幼い頃から私の働く姿を見ていて丸合を選んでくれたことは、正直うれしいですね。
人事部トレーナグループで、レジや接客の指導をするグループマネジャーの仕事をしていますが、人を育てることは自分がすることより難しいと感じています。それだけに、苦難を乗り越えて成長し、目標を達成してくれると、自分のことのようにうれしいものです。
たとえば、毎年開催される全国大会“AJSチェッカーフェスティバル”に、丸合からも毎年選手1名を選抜して出場しているのですが、ついに今年(2017年)、入賞、敢闘賞を受賞することができました。その選手は3年間ずっと補欠で、やっとの出場でした。これまでの3年間、ずっと練習を重ねている姿を見ていました。こうして、選手としてだけでなく、人としての成長を見守っていけるのは頼もしくもあり、楽しみでもあります。
同じ仕事をするなら、暗くつまらなそうな接客をするよりも、笑顔で明るい接客をすれば、お客様に喜んでいただける、そうすると仕事が楽しくなります。
マネジャーとして「生き生きと仕事ができる」体制を作り、丸合の接客が地域一番になることを目指して人材育成に力を注いでいきます。
みんなが楽しく快適に仕事ができるようになれば、その楽しい雰囲気がお客様に伝わり喜んでいただける、そういう相乗効果が生まれる体制にしていきたいと思っています。
管理本部/グループマネジャー奥土居 由佳
1986年
入社
「不器用だけど正直まじめ」
正直に地域へと寄り添っている、ちょっと不器用で、まじめが取り柄。それが丸合だと感じています。失敗や間違いなども全てが必要な体験です。正直さと、まじめさがあれば、仕事は楽しいものだと、丸合で教えられました。
まだ入社して間もない頃、レジに配属となり仕事が楽しくなってきた頃のことです。商品に売価がついてなくて、近くの従業員に値段を確認してもらってレジを打ったのですが、後で、すごい剣幕でお客様が戻って来られました。金額が違っていたわけです。もちろん丁寧にお詫びしましたが、お客様を不愉快な気持ちにさせてしまったことが、とにかくショックでした。
そのお客様が、次にご来店されると直ぐに駆け寄り「先だってはご迷惑をおかけし、ご不快な思いをさせてしまい申し訳ございませんでした」とお詫びしたのはもちろんです。以来、お姿を見ると必ずひと言お声がけをするようになっていました。するといつしか毎日必ず私のレジにご夫婦で並ばれ、笑顔で「今日もあなたに会いにきたよ!」「夫婦であなたのファンなんだよ」と、お声をかけてくださるようになりました。クレームから固定客につながった大失敗──というよりは「気持ちはお客様に通じる」という成功事例になりました。